星野ひかり

星野ひかりのスピーチ

22歳・経営企画部・インターン

バスケって「努力」と「楽しさ」、みなさんならどっちを重視しますか?私は最近、その2つがセットになったニュースにすごく心を動かされました。NBAロサンゼルス・レイカーズの八村塁選手が、名古屋で中高生150人を対象にしたキャンプを開いたんです。3300人以上の応募者の中から選ばれた子たちが参加し、憧れの八村選手から3時間みっちりゴール下の技術や距離感の取り方を教わったそうです。私が注目したのは、八村選手が「つらいことがあっても、楽しさを見つけられることが大事」と話していた点です。世界のトップで戦ってきた人が伝えるこの言葉には重みがありました。努力を続けるためには理由が必要で、その理由が「楽しさ」であることに私はすごく納得しました。さらに異なる国籍や背景を持つ選手をあえて選抜したのも、スポーツを通じて挑戦や理解につなげたい意図があると伝えられていました。これは単なる技術指導ではなく、生き方そのものに触れさせる取り組みですよね。私自身の小さな体験ですが、SNS担当として企画を出すとき「これ楽しい!」を前面に出したキャンペーンを提案したんです。そしたら上司に「遊びに見える」とストップをかけられました。正直落ち込んで放置しようかと思ったんですが、友達に「小さく試せばいいじゃん」と背中を押されて、ミニ版を実施してみたんです。すると予想以上にフォロワーが参加してくれ、自分も楽しめたし数字も伸びて、自信につながりました。後から思えば「楽しさ」は決して軽いものではなく、続けるための燃料だったと気づきました。だから今日みんなにシェアしたいのは、楽しさを戦略の中心に据えることです。努力はもちろん必要ですが、そこに楽しさを絡めることで長続きするし、周囲を巻き込む力になります。八村選手が教えてくれたのは、技術よりもまず「楽しいからがんばれる」というシンプルだけど強い法則。私たちも日々の仕事にこれを取り入れれば、もっとポジティブに挑戦できると思います。
佐藤健太

佐藤健太のスピーチ

24歳・システム部・SE

正直に打ち明けると、今回のニュースを見たとき「これはイベントじゃなく、設計されたシステムだ」と技術者目線で考えてしまいました。NBAロサンゼルス・レイカーズの八村塁選手がオフシーズンに合わせ、名古屋で中高生150人を対象としたキャンプを開催。3300人超の応募から選抜され、約3時間のトレーニングでゴール下での立ち回りや距離感の取り方を直接指導したそうです。僕はこの「選抜・実施・成果」の流れを見て、社会的な仕組みに近いものを感じました。なぜそう感じたかというと、このキャンプに「楽しさ」と「挑戦」をセットで組み込む工夫が見えるからです。八村選手自身、会見で「つらくても楽しさを見つけることができた」と発言していました。これって実は心理的エネルギー供給機構なんですよね。システム的に見れば、単なる技術習得を超えて、参加者が持続可能な動機を手に入れる仕掛けになっています。しかも選抜基準には国籍が異なる背景を持つ選手も含まれていたといいます。多様性を組み込み、理解を広げる仕組みを一部に持ち込んでいるのも、設計思想が感じられるポイントです。自分の仕事で似たことを経験しました。以前、開発プロジェクトでパフォーマンス最適化ばかりに集中し、タスクをギチギチに組んだことがありました。確かに短期的にはスピードが出ましたが、チームメンバーの疲労が積み重なり、全体効率は逆に悪化。振り返ればモチベーションや楽しさの要素を全然考慮していなかったんです。あるとき偶然、チームに「遊び感覚の学習会ツール」を導入してみたら、士気が回復しプロジェクトも安定化しました。その経験から、持続可能な仕組みに必要なのは人の内側への刺激だと実感しました。最終的に僕が言いたいのは、八村選手のキャンプに見た「楽しさを設計に組み込む発想」を、僕らの仕事にも置き換えるべきということです。技術や効率性はもちろん重要ですが、それを動かす燃料はモチベーション。その仕組みをどう作るかが、スケーラブルで強靭な結果を生みます。僕らも日常のシステム設計で、楽しさと挑戦を要素に組み込むことが必要だと思います。
田中美咲

田中美咲のスピーチ

32歳・人事部・係長

ニュースを見て心に残ったのは、3300人以上から150人に絞られた中高生を対象にした八村塁選手のキャンプでした。NBAレイカーズで活躍する選手が、オフシーズンを活用して名古屋で約3時間の直接指導を行ったそうです。応募者の数、選考の厳しさ、そして本人が最前線で教える希少な機会に、多くの中高生が緊張しながらも生き生きと挑戦した様子が紹介されていました。私が注目したのは、八村選手が「つらい中にも楽しさを見いだしてほしい」と語った点です。技能だけを磨く場ではなく、挑戦を続けるための心理的な支えを伝える場になっていたと感じます。特に国籍や文化が異なる選手を選んでいるところに、多様な背景を尊重する意識がありました。人材育成の現場でも、チームの中に「違い」を受け入れる姿勢があると安心感が生まれ、各自の成長を支える基盤になると実感します。実際、私も新人研修を担当したとき「厳しさ優先」か「安心感優先」かで迷ったことがあります。ある年、指導を厳しさに寄せすぎてしまい、新人が委縮して質問もできず、学ぶチャンスを失わせる結果になったことがありました。そのときは正直、自分のやり方を後悔しました。後から思えば、まず心理的安全性を担保した上で緊張と挑戦をバランスよく与えることが必要でした。ある年に安心感を中心に置いたら、新人が互いに助け合い、自ら伸びる姿勢を育てられた経験もあります。このニュースは改めて「技術的成長と精神的な環境」の両方を整える重要性を教えてくれました。八村選手の言葉のように、つらさの中でも楽しさを持てれば継続に変わります。そしてその環境を設計するのは、私たち大人や職場の先輩側の役割だと思います。
山田雄一

山田雄一のスピーチ

43歳・経営企画部・課長

現場を見ていて常に感じる課題があります。それは「成果をいかに持続させるか」という問題です。ニュースで見た八村塁選手の指導キャンプは、この問いに一つの答えを示しているように思いました。名古屋で行われたそのキャンプには3300人以上の応募があり、そこから150人の中高生が選抜され、3時間の集中指導を受けました。ゴール下の動きや相手との距離感といった具体的な技術だけでなく、八村選手自身が「楽しさ」を伝えていたことが印象的でした。理由として、この「楽しさの共有」が、成果を持続させるメカニズムの核心だからです。人は短期的には厳しい環境でも成果を出せますが、長期的にはモチベーションの燃料が必要です。八村選手が異なる国籍の背景を持つ選手をあえて受け入れたのも、多様性を取り込みつつ持続的成長につなげる狙いがあると理解できます。単なる戦術的指導を超えて、長期的スパンで考えられた人材育成戦略なんだと思います。私自身の経験でも同じです。ある時期、部門の売上KPI達成を急ぐあまり、数値管理を強調しすぎたことがありました。その結果、一部のメンバーが疲弊して退職するという痛い経験をしました。数値的には短期で成果が上がっても、燃料となる「楽しい」と感じられる余白が欠けていたんです。後から思えば、偶然の飲み会の雑談で「このプロジェクト楽しいかも」と思える瞬間を作ったときの方が、最終的には成果の安定性が高かったと実感しました。結論として、我々が戦略的に計画を立てるときは、成果と楽しさの両輪を考慮すべきです。KPIやROIを追いかけるのも重要ですが、それを支えるのは挑戦を楽しめる土台です。八村選手の言葉は、ビジネスの現場でも長期的成果を保つエッセンスを示していました。
鈴木恵子

鈴木恵子のスピーチ

48歳・企画部・部長

最近耳にしたニュースで心を動かされたのが、NBAロサンゼルス・レイカーズの八村塁選手が名古屋で開いたキャンプでした。3300人以上の応募から150人に絞られ、中高生が直接、約3時間も本格的に指導を受けたそうです。ゴール下での動きや距離感などの技術を学んだだけでなく、八村選手自身が「つらいときにも楽しさを見つけてほしい」と語った点に深く共感しました。最前線の選手が自らの経験をもとに、楽しさを核に置く重要性を訴えたのです。この言葉は歴史的にも普遍的な価値を持っています。文化や教育、さらには仕事の現場においても、短期的な成果だけに依存してきた組織は長続きしない事例が多くあります。一方で、楽しさや誇りといった内面的報酬を持てる組織は、歴史的に長期的発展につながってきました。八村選手が国籍や文化の異なる選手も選んだと報じられており、その「多様性を抱えながら強さを養う」という考え方もまた、長い歴史の中で普遍的に支持されてきたものです。私自身、長期のプロジェクトを率いた際に「成果を最短で」と意識するあまり、チームの空気を重くした経験があります。そのときは数字上の進捗は出ても士気が下がり、途中で失速しました。ところがある日偶然、メンバーと「小さな成功体験」を共有する場を設けたら空気が明るくなり、その後の進捗が安定しました。後から思えばそれは「楽しさを取り戻すきっかけ」だったのです。それ以来、私は数字だけでなく「前に進む喜び」を意識して雰囲気を作るよう心がけています。だからこそ、今回のキャンプニュースは私たちにも重要な示唆を与えてくれます。長い時間軸で成果を蓄積するには、楽しさや誇りをどう内側に持たせられるかが鍵になります。八村選手が中高生に伝えたメッセージは、私たちが日常の仕事や人材育成で忘れがちな本質を思い出させるものです。