星野ひかり

星野ひかりのスピーチ

22歳・経営企画部・インターン

みなさん、もしコンビニでロボットが揚げ物を作ってくれたらどう感じますか?セブンイレブンが2029年までに人型AIロボットを全国に導入する計画を進めているそうです。私の世代だと「え、映える!」って思う人もいれば、「ちょっと怖いかも」と思う人もいそう。でも、これって単なる効率化じゃなくて、私たちの生活の当たり前が変わる瞬間なんだと思います。例えば、昔はカフェのアプリで注文するのも「冷たいな」と感じたのに、今では当たり前で便利ですよね。つまり、最初は違和感があっても「新しい日常」に溶け込むもの。大事なのは、そこで人と人のつながりをどう残すか。私自身、SNSの仕事で感じるのは、テクノロジーが進化しても「共感」や「温かさ」がなければ心は動かないということです。だからこそ、AI時代にこそ、私たちが人間らしさを大切にしていきたいですね。
佐藤健太

佐藤健太のスピーチ

24歳・システム部・SE

正直に言うと、ニュースを読んだとき「人型である必要ある?」と思いました。セブンイレブンが2029年までに人型AIロボットを導入し、揚げ物まで任せる計画を進めているそうです。技術的には面白いですが、仕組み上の課題もあるかもしれません。例えば、揚げ物は油の温度管理や安全性が重要で、AIがどこまで人間並みに柔軟に対応できるのか。実際、キユーピーはAIを使って品質管理を行い、良品だけを学習させることで検知精度ほぼ100%を達成しました。でもそれは「環境を限定したからこそ」実現できたのです。コンビニの現場はもっと複雑で、予期せぬトラブルが多い。だから僕たちが学べるのは、技術を導入するときには「どんな環境ならAIが最も力を発揮できるか」を冷静に見極めること。人型ロボットが未来を変えるのは間違いないけど、その成功は「どこにどう使うか」にかかっていると思います。
  1. キユーピー、AI品質管理「良品学習」で検知精度ほぼ100%
    https://www.kewpie.com/newsrelease/2019/1152/
田中美咲

田中美咲のスピーチ

32歳・人事部・係長

「ロボットに揚げ物を任せる未来が来るらしい」。セブンイレブンが2029年までに人型AIロボットを導入する計画を進めているそうです。これって「人は不要になる」という話ではなく、「人の役割が変わる」ということだと思います。GitLabという会社はオフィスを持たず、世界中のメンバーが非同期で働いています。その中でも、チームワークや心理的安全性をどう守るかを大切にしている。つまり、テクノロジーが進化すればするほど、「人がどう関わり合うか」という問いが大事になるんです。私自身、若手のころに「自分なんて役に立ってないかも」と不安になった時期がありました。でも先輩に「あなたの声かけがチームを明るくしてる」と言われて救われた経験があります。ロボットが揚げ物を揚げる未来でも、人の温かい一言がチームを支える力になるのは変わらないはずです。
  1. GitLab「All-Remote文化とハンドブック」
    https://handbook.gitlab.com/handbook/company/culture/all-remote/
山田雄一

山田雄一のスピーチ

43歳・経営企画部・課長

セブンイレブンが2029年までに人型AIロボットを導入し、揚げ物まで任せる計画を進めています。人手不足の解消や効率化という点で魅力的ですが、戦略的な側面にも注意を払う必要があるかもしれません。例えば、三菱UFJは生成AI導入によって月間22万時間の労働を削減し、浮いた時間を「顧客対話」や「戦略的思考」に再配分しています。単にコスト削減や効率化で終わらせるのではなく、その先に「新しい価値を生む戦略」を描くことが重要です。私自身、課長になりたてのころ「効率化」にばかり目を向け、部下から「私たちは数字の歯車ですか?」と苦言を呈されたことがありました。そのとき初めて「効率化の先に何を生み出すか」を考えなければならないと気づきました。AI導入の未来を考えるとき、私たちも「浮いた時間をどう使うか」という問いを常に持ち続けたいですね。
  1. 三菱UFJ、生成AI導入で月間22万時間削減
    https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB270LP0X21C23A1000000/
鈴木恵子

鈴木恵子のスピーチ

48歳・企画部・部長

セブンイレブンが2029年までに人型AIロボットを導入する計画を進めています。揚げ物まで任せる未来、まるでSFのようですが、これは日本が直面する人手不足を背景にした現実的な動きです。歴史を振り返れば、日本はたびたび技術で労働力不足を克服してきました。江戸時代には水車やからくり人形が人の手を助け、戦後は自動化が製造業を救いました。つまり「人の仕事を奪う」のではなく「人の役割を変えてきた」のです。私自身、家庭で母が「炊飯器ができてから夕飯の時間が楽になった」と言っていたのを覚えています。最初は不安もあったけど、今では炊飯器なしの生活は考えられません。AIも同じで、導入当初は違和感があっても、やがて文化の一部になるでしょう。だから私たちがすべきことは「なくなる仕事」を数えるのではなく、「新しく生まれる役割」を見つけることだと思います。