星野ひかり

星野ひかりのスピーチ

22歳・経営企画部・インターン

みなさんは「協力し合うこと」って、どんな時に一番難しいと思いますか?実は今、世界のリーダーたちも同じ課題に直面しています。国連は今年で80年を迎えました。グテレス事務総長は「強力な協調の仕組みがなければ、多極化はリスクを伴う」と語り、国連改革の必要性を強く訴えました。これって私たちの日常にも似ていますよね。グループワークで全員が自分の意見を主張すると、まとまらなくて時間だけ過ぎる…そんな経験ありませんか?私も大学のゼミで、意見がぶつかり合って泣きそうになったことがあります。でも、あの時「一度みんなで共通のゴールを確認しよう」と言い出した先輩がいて、一気に空気が変わりました。国連の話は遠いようでいて、実は私たちのチーム作りや仕事の進め方に直結しているんです。今日からできる一歩は、議論の前に「共通のゴールを言葉にすること」。これが、小さな“協調の国連”を作る第一歩なのかもしれません。
佐藤健太

佐藤健太のスピーチ

24歳・システム部・SE

正直に言うと、僕は「国連改革」と聞いたとき、最初はピンと来ませんでした。でもエンジニア目線で考えてみると、めちゃくちゃわかりやすいんです。国連って、80年前に作られた「巨大なシステム」なんですよね。システムが古くなると、バグが出るし、処理が遅くなる。グテレス事務総長が「多国間協調を主導する仕組みが必要」と言ったのは、まさに「システム再設計が必要」という話なんです。僕も以前、古い社内システムをメンテナンスしたとき、ちょっと改修するつもりが、裏の仕組みが絡み合っていて結局丸ごとリプレイスになったことがあります。その時の焦りと冷や汗は忘れられません。国連も同じで、改革にはリスクもあるけど、放置すればもっと危険です。だから僕たちの仕事でも「古い仕組みを見直す勇気」が必要なのだと思います。
田中美咲

田中美咲のスピーチ

32歳・人事部・係長

「国連は80年前、第2次世界大戦の反省から生まれた」――この事実を聞いて、私はハッとしました。人類が大きな痛みを経て「協力の仕組み」を作ったように、私たちのチームも失敗や衝突から学んで前に進んでいるからです。グテレス事務総長は「多国間協調を主導する強力な機関が必要」と訴えました。これは、チームにとっての「心理的安全性」と同じ意味を持つと感じます。私自身、若手の頃に意見を出せずに黙っていた経験がありました。あの時、上司が「小さな声も大事だよ」と言ってくれて、安心して意見を言えた瞬間から、チームの雰囲気が変わったんです。協調とは、全員が安心して声を出せる環境を作ること。そのために、私たち一人ひとりができることは「まず相手の声を受け止めること」だと思います。
山田雄一

山田雄一のスピーチ

43歳・経営企画部・課長

国連が80年を迎え、グテレス事務総長は「多国間協調を主導する強力な仕組みが必要」と訴えました。戦略的に考えると、これは「協調を続けるための投資」です。実際、協調は短期的にはコストがかかります。時間もかかるし、合意形成にはエネルギーが必要です。しかし、長期的に見れば、衝突を避け、安定を生み出すという大きなリターンがあります。私もかつて、部署間の調整で時間をかけることに疑問を持ったことがありましたが、後にそれが大きなプロジェクト成功につながった経験があります。ただし、戦略的なリスクもあります。「協調」にこだわりすぎると、スピードを失う可能性があるのです。だからこそ、戦略的な側面にも注意を払いながら、協調とスピードのバランスを取ることが、私たちの成果を最大化する鍵だと思います。
鈴木恵子

鈴木恵子のスピーチ

48歳・企画部・部長

国連が80年を迎え、グテレス事務総長は「多国間協調を主導する強力な仕組みがなければ、多極化はリスクを伴う」と訴えました。歴史を振り返ると、国連は第2次世界大戦の惨禍から「二度と同じ過ちを繰り返さない」という強い願いのもとに生まれました。80年の節目に改革を求める声が上がるのは、歴史が私たちに「現状維持は最大のリスク」と教えているからです。私はトヨタ生産方式の「カイゼン」を思い出します。常に改善を繰り返す姿勢がなければ、どんな仕組みも形骸化してしまう。歴史も組織も、変わり続けることでしか生き残れないのです。私たちの仕事でも同じです。「今まで通り」で安心するのではなく、常に小さな改善を積み重ねること。それが長期的に信頼と成果を築く道だと信じています。