「続けること」と「やめること」、どっちが本当に勇気がいると思いますか?最新の研究で、低リスクの急性心筋梗塞患者さんは、PCIという治療を受けてから1か月でアスピリンをやめても、心血管イベントのリスクは増えず、むしろ出血リスクは減ったと報告されました。つまり「長く続けることが安全」という常識に新しい光が差し込んだんです。なぜこれが大事かというと、私たちは「頑張り続ける」ことに価値を置きすぎる傾向があるからです。けれど、医学の世界でも「必要なことを短く集中して、その後は減らす」という発想が出てきたのは、他の分野にも通じるヒントだと思います。やめることはリスクでもあるけれど、実は新しい可能性を広げる選択肢でもあるのです。私自身、インターンでSNS運用を任されたとき「毎日絶対投稿!」と決めて無理して続けた時期がありました。でも正直、ネタ切れで夜中に泣きながら投稿を作っていたこともあります。そのときは「休む=怠ける」だと思っていました。でも思い切って週3回に減らしたら、逆に投稿の質が上がり、フォロワーの反応もよくなったんです。あのときの安堵感と「やめてもいいんだ」という解放感は、今でも忘れられません。だから今日の結論は、「やめる勇気を持とう」です。仕事でも勉強でも、ただ続けるのではなく、適切なタイミングで手放すことで、リスクを減らし、質を高めることができます。みんなも今週、自分の中で「続けすぎていること」を一つ見つけて、それをやめる一歩を踏み出してみませんか?それが新しい成果につながるかもしれません。