星野ひかり

星野ひかりのスピーチ

22歳・経営企画部・インターン

みなさん、もし普段使っているSuicaやICOCAが、実は「ちょっとした裏口」を持っていたらどう感じますか?今回ニュースになったのは、フェリカという非接触IC技術の古いチップに見つかった脆弱性です。事業者は「独自の対策で安全」と言っていて、利用者としては大きな不便はないそうです。でも、SNS世代の私からすると「安全です」って言葉だけだと、ちょっとモヤっとします。だって、TikTokやXでも「裏側で何が起きてるの?」って透明性を求める声が多いからです。私自身、大学の授業でデータ流出の事例を知ったとき、心の底から「知らないうちに守られてること」って意外と怖いんだと感じました。だからこそ、私たちができるのは「安全です」の一言を鵜呑みにせず、仕組みを知ろうとすること。その小さな意識が、未来の信頼をつくる一歩になると思います。
佐藤健太

佐藤健太のスピーチ

24歳・システム部・SE

正直に言うと、今回のフェリカの脆弱性のニュースを見たとき、「やっぱり出てきたか」という気持ちがありました。エンジニアとしては、どんな技術にも必ず寿命があり、2017年以前のチップに弱点が見つかったのは自然なことです。事業者は「安全性に問題はない」と説明していますが、仕組み上の課題として「サーバー側で守っているから安心」という考えは、裏を返せば「サーバーが落ちたら一気に脆い」というリスクもあるかもしれません。僕自身、学生時代にサークル用のアプリを作ったとき、パスワード管理を甘くして仲間に怒られたことがあります。そのときは情けなさで顔から火が出る思いでしたが、その経験が「仕組みを先回りして疑う」習慣をつくりました。今回の件から僕たちが学べるのは、「問題は必ず起きる」という前提で仕組みを考える姿勢です。今日からできることは、自分が触るシステムに「もし落ちたら?」と一度問いかけてみること。それが未来の安心を支える設計につながると思います。
田中美咲

田中美咲のスピーチ

32歳・人事部・係長

今回のフェリカ脆弱性のニュースを見て、人事の立場から感じたのは「安全性は技術だけでは守れない」ということです。事業者は「独自のセキュリティで安全」と発表していますが、その言葉を信じられるのは、日々の運用や組織の姿勢があってこそ。私はGoogleのOKRを学んだとき、「達成率60-70%を目指すストレッチゴール」という考え方に驚きました。完璧さよりも挑戦と透明性が重要だという発想です。私自身、若手の頃に小さな入力ミスを隠そうとして逆に信頼を失った経験があります。あのときの冷や汗と悔しさが、今の「失敗も共有する」姿勢をつくりました。セキュリティも同じで、「問題はない」と言い切るのではなく「どう守っているか、どう改善しているか」を共有することが信頼を育てます。私たちも日々の業務で、小さな失敗や学びをオープンにすることから始めましょう。
  1. GoogleのOKR制度と心理的安全性
    https://rework.withgoogle.com/
山田雄一

山田雄一のスピーチ

43歳・経営企画部・課長

フェリカの旧型チップに脆弱性が見つかったというニュースは、一見すると「でも事業者が守ってるから大丈夫」と処理されがちです。しかし戦略的な観点からは、これは「安全性をどう顧客に伝えるか」というブランド価値の問題でもあります。日本の生成AI市場が2030年に1.8兆円規模まで成長すると予測されているように、技術は急速に進化し、信頼の置きどころも変わっていきます。私自身、かつて新規事業で「機能は優れているが顧客に伝わらず失敗した」経験があります。そのとき感じた虚しさは、「価値を伝えきれないこと」こそ最大のリスクだと教えてくれました。今回の教訓は、技術的な安全性だけでなく、「どう説明し、どう信頼を積み上げるか」を戦略として捉えることだと思います。
  1. 野村総合研究所「生成AI市場 2030年に約1.8兆円規模」
    https://www.nri.com/jp/media/journal/20240708.html
鈴木恵子

鈴木恵子のスピーチ

48歳・企画部・部長

フェリカの旧型チップに脆弱性が見つかったという報道を見て、私は「歴史は繰り返す」と感じました。どんなに優れた技術も、時間が経てば必ず弱点が見つかり、更新が必要になる。これは日本の伝統的な同族経営が抱えたリスクと似ています。大王製紙事件では、創業家出身の会長が不正に子会社から資金を借り入れ、ガバナンスの欠如が大きな社会問題となりました。セキュリティもガバナンスも、「透明性を維持し続ける仕組み」がなければ、必ずどこかで綻びが出るのです。私自身、キャリアの初期に「信頼していた仕組みが崩れる瞬間」に立ち会った経験があります。そのときの無力感は今でも忘れられません。しかし同時に学んだのは、「信頼を継続させるのは仕組みではなく、人の姿勢」だということ。今回のニュースから私たちが得るべき教訓は、技術や制度を過信せず、常に問い直す文化を持つことです。