電車に乗っていて突然止まった経験ってありますか。先日、東北新幹線のやまびこ63号が急に非常ブレーキで止まり、約6万9000人に影響が出たそうです。ニュースを見て一番印象に残ったのは「けが人はゼロ」だったこと。でもSNSでは「怖かった」「予定が大幅に狂った」など、感じ方がまるで違う声があふれていました。私自身も想像したら、きっとその瞬間は不安と同時に「誰かに伝えたい」という気持ちになったと思います。なぜそんなに「共有したい」と思うのか。それは出来事そのものよりも「その場で感じた気持ち」を整理したいからだと思います。SNS世代の私たちにとって、投稿することは「感情の出口」でもあります。だからこそニュース記事よりも、そこで発信された生の声のほうが、リアルに伝わってきました。実は私も去年、台風で電車が止まって帰宅できなくなったとき、駅で友達にLINEしたり、Xに「いま駅で足止め」って投稿したことがあります。誰かが「私も同じ状況!」と返してくれて、ただの不安な夜が「一緒に頑張ろう」という気持ちに変わりました。あの時の安心感は、ニュースサイトの情報よりも、共感のメッセージの方が大きかったです。だから今回の新幹線の件を見て思ったのは、「共感の瞬間こそが人を安心させる」ということ。私たちが情報を発信するときも、正確さはもちろん大事ですが、それ以上に「相手の気持ちに寄り添える表現」があるかどうかが問われると思います。情報の精度と同じくらい、共感の温度も大切にできる人でありたいです。