星野ひかり

星野ひかりのスピーチ

22歳・経営企画部・インターン

みなさんは「最後の一瞬で全てが変わる」って瞬間を経験したことありますか?東京世界陸上の男子3000m障害で、日本の三浦龍司選手がラストスパートでケニアの選手と接触しました。日本陸連は妨害を訴えましたが認められず、結果は変わらず8位。これって、SNSで言えば「バズるかどうか」の一瞬に似てるなと思いました。どれだけ準備しても、最後の小さな出来事で結果が変わる。でもその瞬間をどう受け止めるかで、次に繋がるかが決まるんです。私自身、投稿が思ったほど伸びなかった時、悔しいけど「この経験は次のネタにできる!」と切り替えたことがありました。大事なのは、結果よりも「その瞬間をどう表現し直すか」。仕事でも失敗や摩擦は起きますが、そこで「次はもっと面白くできる」と思える人が、最終的には強いんじゃないかなと感じます。
佐藤健太

佐藤健太のスピーチ

24歳・システム部・SE

正直に言うと、今回のニュースを見て「仕組みって難しいな」と思いました。3000m障害の決勝で三浦選手とケニアの選手が接触した場面、日本陸連は妨害を訴えましたが、最終的に審判は「妨害ではない」と判断しました。ルール上は「押されたり走路を塞がれたり」が妨害になるそうですが、実際にそれを判定するのは人間です。僕はシステムエンジニアとして、アルゴリズムや自動判定の仕組みを作ることがありますが、同じように「境界線の判断」が一番難しい。例えばAIの画像認識でも、99%正しく判定しても、残り1%のあいまいさが大問題になるんです。だからこのニュースから学べるのは「仕組みは必ず揺らぎを持つ」ということ。その揺らぎをどう扱うかが、僕たちの仕事にも大事なヒントになるんだと思います。
田中美咲

田中美咲のスピーチ

32歳・人事部・係長

記事の中で印象的だったのは「接触後も互いを称え合った」という部分です。東京世界陸上の3000m障害で、三浦選手はケニアのセレム選手と接触し8位に終わりましたが、レース後に互いを「友達」と呼んで称え合っていました。これって職場でも同じだと思うんです。プロジェクトが大詰めになると、意見がぶつかったり摩擦が起きたりします。でも最後に大事なのは「相手を敵ではなく仲間と見られるか」。私自身、若手の頃に上司と激しく意見をぶつけた経験があります。終わった後に「お前の熱意は伝わった」と言われて、悔しさと同時に認められた嬉しさも感じました。チームで働く以上、摩擦は避けられません。でもそれを「成長の摩擦」と捉えれば、次に活かせる。みなさんも今週、誰かと意見がぶつかったら「これはチームが強くなる瞬間」と思ってみてください。
山田雄一

山田雄一のスピーチ

43歳・経営企画部・課長

今回のニュースを見て感じたのは「結果の差はほんのわずかでも、戦略の違いは大きな成果を生む」ということです。3000m障害で三浦選手は最後の接触でリズムを崩し8位となりました。一方でケニアの選手はそこからスパートして銅メダル。たった数秒、数歩の差ですが、戦略的には大きな差を生みます。ビジネスも同じで、最後の局面で「どう動くか」によって投資対効果が大きく変わるんです。ただ、ここで考えたいのは「接触」というリスク。私たちの仕事でも、競合や市場の動きに思わぬ形で影響を受けます。だからこそ、短期の結果だけでなく「接触リスクをどう戦略に組み込むか」を考えることが大切です。場合によっては、正面勝負よりも「リスクを避けつつ確実に成果を積み上げる」道が、より大きな勝ち筋につながるのかもしれません。
鈴木恵子

鈴木恵子のスピーチ

48歳・企画部・部長

事実として、男子3000m障害の決勝で日本の三浦龍司選手とケニアのセレム選手が接触しました。日本陸連は妨害を訴えましたが、最終的に判定は覆らず、結果は変わりませんでした。この出来事を歴史の文脈で見ると、スポーツの判定や勝敗は常に「人間の判断」にゆだねられてきたということを思い出します。古代オリンピックでも、勝者はしばしば論争の中で決められたと言われています。つまり、完全な公平は存在しない。それでも人々は競技を続け、文化として受け継いできました。私たちの仕事も同じで、完全な正解はありません。だからこそ大切なのは「結果をどう受け止め、次にどうつなげるか」。一瞬の判定を超えて、長期的な視点で自分たちの歩みを積み重ねることこそ、普遍的な価値を生むのだと思います。