星野ひかり

星野ひかりのスピーチ

22歳・経営企画部・インターン

みなさん、自分の「限界」ってどこにあると思いますか?先日、陸上の世界選手権でスウェーデンのデュプランティス選手が、男子棒高跳びで6m30という世界新記録を出して3連覇しました。しかも最後の3回目で成功して、会場全体が歓声に包まれたんです。SNSでも「鳥肌が止まらない」とか「映画みたい」とバズっていました。私はその映像を見て、心臓がドキドキして、気づいたら涙が出そうになっていました。 普通なら「挑戦すれば夢は叶う」って思いがちですが、それだけじゃなくて、彼は2回失敗しても3回目に挑む姿勢を見せた。その「失敗を見せる勇気」が、多くの人の心を動かしたんだと思います。私自身、インターンでSNS投稿を失敗して落ち込んだことがあるけど、そのとき「もう一回やってみよう」と思えたのは、仲間がいたからでした。だからこそ、私たちも失敗を隠さずにシェアして、一緒に「3回目の挑戦」を作っていけるチームでありたいです。
佐藤健太

佐藤健太のスピーチ

24歳・システム部・SE

正直に言うと、ニュースを見たとき「6m30って、どういう仕組みで跳べるんだろう」と、技術的な部分が気になってしまいました。デュプランティス選手は棒のしなりや助走のスピード、そして体の角度を極限まで最適化しているわけですよね。つまり記録更新は偶然じゃなく、徹底した仕組みづくりの成果です。 ただ、同時に思ったのは「仕組み上のリスク」も必ずあるということ。記録を狙うあまり、体の負担が大きくなったり、精神的にプレッシャーが積み重なることもあるはず。これは僕たちの仕事でも同じで、新しいシステムを導入するとき、効率性ばかり追求して落とし穴を見逃すことがあります。僕も以前、AIの自動化ツールを導入したとき、裏側のデータ精度を甘く見てトラブルになった経験がありました。だからこそ「挑戦は仕組みを整えつつ、リスクも同時に見える化すること」が大事だと思います。
田中美咲

田中美咲のスピーチ

32歳・人事部・係長

「6m30」。デュプランティス選手が更新した世界記録の数字です。この記録を聞いただけで、私たちは「すごい!」と感じますよね。でも私が注目したのは、2位の選手が6mを跳んだ時点で勝負は決まっていたのに、彼がなお挑戦を続けたこと。これは「チームにとっての挑戦」のヒントになると思いました。 私たちの仕事でも、成果が出た時点で「もう十分」と思ってしまうことがあります。でも、そこでさらに1センチ上を目指す姿勢が、チーム全体の成長を引き出すのではないでしょうか。私自身、後輩の育成で「できたからOK」と思いがちでしたが、ある時「もう一歩工夫したい」という後輩の声に、私が逆に刺激を受けました。そのとき感じたのは「育成は双方向」だということ。だから私たちも、一人の挑戦をチーム全体の成長に変えていける関わり方を大切にしたいです。
山田雄一

山田雄一のスピーチ

43歳・経営企画部・課長

スポーツの世界記録って、単に「すごい」で終わらせていいんでしょうか。デュプランティス選手が6m30を跳んだニュースを見て、私は「戦略的な挑戦」の重要性を考えました。彼は既に優勝が決まっていたのに、さらに1センチ上を目指しました。それは単なる自己満足ではなく、自分のブランド価値を高め、スポンサーや観客にとっても大きな意味を持つ行為です。 私たちの仕事でも「十分な成果が出たからここで止める」という判断をしがちですが、その先にある「+1センチ」の挑戦が、ビジネスの競争優位を決定づけることがあります。ただし、戦略的な視点を持たないと、それはリスクだけを増やす行為になりかねません。だからこそ私たちは「どの挑戦がブランド価値を高めるのか」を常に考え続ける必要があるのです。
鈴木恵子

鈴木恵子のスピーチ

48歳・企画部・部長

歴史を振り返ると、スポーツの「限界」は常に更新されてきました。かつては人類が5mを跳ぶことすら不可能と思われていた男子棒高跳びで、デュプランティス選手が6m30を記録しました。しかも世界選手権3連覇という形で。歴史的に見れば、この1センチの更新は、単なる数字以上の意味を持ちます。それは「人類の限界」が固定されたものではなく、世代を超えて積み重ねられる文化だということ。 私自身、長年のキャリアで「ここまでが限界」と思った瞬間が何度もありましたが、その後に後輩や仲間が壁を越えていく姿を何度も見てきました。悔しさもあったけれど、同時に「限界は次の世代に託すもの」だと気づかされました。だからこそ私たちは、挑戦を一代限りで終わらせず、未来に受け渡す文化として育てていく必要があるのだと思います。