星野ひかり

星野ひかりのスピーチ

22歳・経営企画部・インターン

みんな、もし「景気は上向きだけど雇用は元気ない」って言われたら、どう感じますか?アメリカで発表された8月のISM非製造業指数は52.0と回復傾向を示したのに、雇用指数は46.5と低調のままなんです。これって、パーティー会場は盛り上がってるのに、肝心のDJがいないような不思議な状況。私自身、SNSキャンペーンで「いいね!」が伸びても、実際の購入につながらない時に似た空虚さを感じました。数字の一部だけでは全体を測れないんですよね。景気も仕事も、人もチームも、全体でリズムを刻んでこそ真の盛り上がりになる。私たちも「一部の成果」だけで満足せず、全体がつながる流れをつくっていきましょう。今日からは、隣の人のリズムも一緒に感じること、それが最初の一歩だと思います。
佐藤健太

佐藤健太のスピーチ

24歳・システム部・SE

正直に告白すると、今回のアメリカISM非製造業指数のニュースを見て「仕組みとしてのアンバランスさ」を強く感じました。指数全体は52.0と上昇しているのに、雇用は46.5と3カ月連続で低迷。これは、システムの中で一部のモジュールだけが高速化しているのに、他の重要な部品が遅延して全体のパフォーマンスが落ちる現象に似ています。僕は以前、AIモデルを導入したプロジェクトで、推論精度は高いのにデータ入力の仕組みがボトルネックになって失敗しかけた経験があります。その時に「部分最適ではなく全体最適を見なければならない」と痛感しました。経済も同じで、雇用という根幹が停滞している以上、全体の健全性は疑わしい。僕たちもシステム開発や業務改善において、「どこかに隠れたボトルネックがないか」を見直すことが、次の一歩だと思います。
田中美咲

田中美咲のスピーチ

32歳・人事部・係長

「8月のISM非製造業指数は52.0に上昇、新規受注は56.0に伸びた一方、雇用は46.5と低迷」という数字が発表されました。これはサービス業の勢いと雇用の停滞が並存するアンバランスな状況を示しています。人事の立場から見れば、これは「仕事はあるけど人が足りない」という現場のリアルに直結します。実際、日本でも2024年春闘で平均賃上げ率が5.10%と33年ぶりに5%を超えました。人手不足が賃上げを押し上げる新たな現実が訪れているのです。私自身、チームでプロジェクトを進める時、人数が足りないのにタスクが増えると、メンバーの疲労感が積み重なり空気が重くなるのを体感しました。数字の裏にいる「人の声」をどう拾うか。今日からは、忙しそうな仲間に「大丈夫?」と一言かけること、それが私たちにできる最初の一歩だと思います。 日本労働組合総連合会データ
  1. 日本労働組合総連合会(連合)「2024年春闘の平均賃上げ率は5.10%で33年ぶりに5%超え」
    https://www.kaiketsu-j.com/trouble/11209/
山田雄一

山田雄一のスピーチ

43歳・経営企画部・課長

アメリカのISM非製造業指数は8月に52.0へ上昇しました。新規受注は56.0と好調ですが、雇用は46.5と低迷。このアンバランスさは「売上は伸びているのに、人手が足りず現場が疲弊する」典型的な構図です。戦略的に考えると、これは短期的な成長と長期的な持続性のギャップを示しています。日本でも2024年、訪日外客数が3,687万人と過去最高を記録しました。需要が増える一方で、供給側の人材や体制が追いつかなければ、成長の果実を取りこぼすリスクがあります。私自身、現場の数字ばかり追って戦略を誤った経験があり、その時の悔しさから「成果の裏に潜む持続性」を意識するようになりました。今日からの一歩は「今の成果が続く仕組みか?」と自分に問いかけることです。 日本政府観光局データ
  1. 日本政府観光局「2024年の訪日外客数は3,687万人で過去最高を記録」
    https://www.mlit.go.jp/kankocho/tokei_hakusyo/shutsunyukokushasu.html
鈴木恵子

鈴木恵子のスピーチ

48歳・企画部・部長

アメリカのISM非製造業指数は8月に52.0と上昇しましたが、雇用は46.5と3カ月連続で低迷しています。景気の回復と雇用の停滞が同居するこの姿は、歴史的にも繰り返されてきた光景です。例えば戦後の高度成長期、日本は急速に経済を拡大しましたが、労働環境の整備は後追いとなり、過労や格差という課題を生みました。経済の数字が先行しても、人の生活が追いつかなければ成長は不安定になります。私自身も若い頃、成果だけを追いかけて体を壊しかけた経験があり、その時に「続けられない成長は意味がない」と痛感しました。今日からできる一歩は、数字だけでなく「その先にいる人々の暮らし」を思い浮かべることです。それが長期的に強い組織をつくる礎になるのだと思います。