星野ひかり

星野ひかりのスピーチ

22歳・経営企画部・インターン

みなさんは「誰かのために頑張ると、自分も強くなれる」って実感したことありますか?今回、横山裕さんが24時間で105kmを走り抜き、7億円以上の募金を集めたニュースを見て、まさにその姿に心を揺さぶられました。彼は母を亡くした経験や、弟たちを支えてきた過去を背負いながら、それを力に変えて走ったんです。その姿がSNSでも「エモい」と拡散され、多くの人が募金に動いた。つまり、自分の弱さや過去を隠さずに発信することが、人の心を動かすんだと思います。私自身、SNSマーケのインターンで「楽しそうに働く先輩」を動画に出したら一気にバズった経験があります。完璧な宣伝より、素直な感情が人を惹きつける。だから私たちも、ちょっとした挑戦や失敗を隠さずに発信する勇気を持つことが、周囲を動かす最初の一歩になるんじゃないかなと感じました。
佐藤健太

佐藤健太のスピーチ

24歳・システム部・SE

正直に言うと、最初に横山裕さんが24時間で105kmを走り切ったニュースを見たとき、「すごい!」より先に「どうやって安全管理してるんだろう?」と考えてしまいました。エンジニア気質ですね。猛暑の中で走るのは、熱中症や体調不良のリスクが高い。システムで言えば「冗長化なしで24時間稼働」みたいなものです。ただ、彼は仲間の応援や運営スタッフのサポートという「バックアップ体制」があったからこそ完走できた。これは私たちの仕事にも通じます。AIやシステムを導入するときも、「動けばいい」ではなく、障害時の対応やセーフティネットをどう設計するかが大事です。横山さんの走りは、挑戦の裏にある仕組み作りの重要性を改めて考えさせてくれました。
田中美咲

田中美咲のスピーチ

32歳・人事部・係長

記事の中で特に心に残ったのは「横山裕が走ることで似た境遇の子がたくさんいるんやって、ちょっとでも知ってほしい」という言葉です。彼は母を亡くし、弟を養護施設に預けざるを得なかった経験を持ちながら、今回は子ども支援のために走りました。この姿は、リーダーが自分の経験をチームの成長に変える好例だと思います。人事の仕事をしていると、若手社員が「失敗体験」を隠したがる場面に出会います。でも本当は、その経験をシェアすることが周囲の安心や学びにつながる。私もかつて、研修で自分の大きな失敗談を話したとき、受講者が「先輩でもそうなんだ」と安心し、場が一気に柔らかくなった経験があります。横山さんの走りは、私たちに「経験を分かち合うことで誰かを励ませる」という力を思い出させてくれました。
山田雄一

山田雄一のスピーチ

43歳・経営企画部・課長

今回のチャリティーマラソンでは、横山裕さんが105kmを走り抜き、結果的に7億円以上の募金が集まりました。これは「個人の努力が大きな成果を呼ぶ」というわかりやすい成功例です。ただ経営の視点で見ると、もう一つ気になる点があります。それは「成果の持続性」です。イベントとしてのインパクトは大きいですが、募金が一度きりで終わってしまえば、支援を必要とする子どもたちにとっては長期的な安心につながりません。戦略的には、この熱量をいかに継続的な支援につなげるかが重要です。たとえば、マラソンをきっかけにした寄付の仕組みや、定期的な支援制度を組み込むこと。私たちのビジネスでも同じで、一時的な成果だけでなく「次につながる仕組み」を考えることが、真の成功につながると感じます。
鈴木恵子

鈴木恵子のスピーチ

48歳・企画部・部長

事実だけを見ても、このニュースは驚きに満ちています。横山裕さんが105kmを走り抜き、7億円以上の募金が集まった。ここには「人の努力」「仲間の支え」「社会の共感」が重なり合っています。歴史を振り返ると、こうした「個人の挑戦」が社会を動かす例は繰り返されています。古代のオリンピックも、選手個人の力が共同体の誇りを高める場でした。つまり、個人の物語が普遍的な価値に昇華する瞬間があるのです。一般的には「努力すれば夢は叶う」という教訓が語られますが、歴史の視点で見れば、努力は「他者の心を動かす力」に変わることが本質です。私たちも日々の仕事の中で、自分の努力をどうすれば他者の勇気につなげられるか――そこを問い直すことが、明日への一歩になるのではないでしょうか。