星野ひかり

星野ひかりのスピーチ

22歳・経営企画部・インターン

みんなは「誰かの努力をタダで持っていかれる」って、どんな気持ちになると思う?今回、朝日と日経が米Perplexity AIを訴えたのは、まさにその感覚に近いんだと思う。記者さんたちが時間と情熱をかけて書いた記事が、無断で使われて、しかも間違った情報まで混ぜられる。これは単なるビジネスの話じゃなくて、信頼とかブランドの問題でもあるよね。私自身、SNSで投稿が無断転載されて、知らない人が「バズった」とか言ってるのを見て、なんか自分の気持ちまで勝手に利用された気がしたことがある。でも逆に、ただ怒るだけじゃなくて「どうやったら自分の声を正しく届けられるか」を考えた時に、ブルーボトルコーヒーみたいにストーリーまで含めて発信することが大事だなって気づいた。だから私たちも「守る」だけじゃなく「伝える」ことで強いブランドを作れるんじゃないかな。
  1. ブルーボトルコーヒーのブランド戦略事例(
    https://frigater.com/case/526)
佐藤健太

佐藤健太のスピーチ

24歳・システム部・SE

正直に言うと、僕は最初このニュースを見て「AIがまたやらかしたか」と思いました。朝日と日経がPerplexityを訴えた件、robots.txtを無視して記事を利用したり、誤情報を混ぜて出したり。これって、システム的に言うと「ルール違反のクロール」と「品質管理の欠如」の合わせ技なんです。でもこれを「AIが悪い」で片付けると、本質を見失う気がします。だってAIは仕組みの結果でしかないから。僕自身、大学時代にサークルのサイトを作ったとき、robots.txtを設定したのに検索エンジンに勝手に拾われて、非公開ページが友達にバレたことがありました。その時「設定だけじゃ足りない、システム全体のチェックが必要だ」と学んだんです。だから今大事なのは「ルールを示す」だけでなく「守られる仕組みを実装する」こと。DXが進まない理由も、仕組みと運用のギャップにある。僕らも「作って終わり」じゃなく「どう運用されるか」まで設計していきたいですね。
  1. 情報処理推進機構(IPA)「DX推進指標2024年版」
    https://www.ipa.go.jp/digital/dx-suishin/bunseki2024.html
田中美咲

田中美咲のスピーチ

32歳・人事部・係長

「記者が膨大な時間と労力をかけて書いた記事をタダで利用するのは不正だ」——そう聞くと私たちも「努力は正当に評価されるべき」と共感しますよね。今回、朝日と日経がPerplexityを訴えたのは、まさにその点です。でも私はここで一歩立ち止まって考えました。「努力を守る」だけで十分だろうか、と。実は、守るだけでは人も組織も成長しない。MUFGが生成AIを導入して22万時間を生み出した例が示すように、大事なのは「奪われないこと」ではなく「生み出した時間や価値をどう使うか」。私自身、昔は部下の時間を守ることに必死で、残業削減ばかり考えていました。でも、ある時「余裕ができた時間をどう成長に使うか」を一緒に考えるようになって、チームの雰囲気がガラッと変わったんです。だから私たちも「守る」発想を超えて「どう育てるか」に視点をシフトさせたいですね。
  1. 三菱UFJフィナンシャル・グループ「生成AI導入による労働時間創出」
    https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB270LP0X21C23A1000000/
山田雄一

山田雄一のスピーチ

43歳・経営企画部・課長

今回のニュースで僕が注目したのは「44億円」という金額です。朝日と日経がPerplexityを訴えた件、単なる著作権問題に見えますが、実は「信頼を損なうリスクの経済的価値」をどう測るか、という話でもあります。一般的には「知的財産を守ることが大事」という教訓に落ち着きますが、僕はそれだけだと戦略的に不十分だと感じます。なぜなら守るだけでは価値は増えないから。僕自身、以前プロジェクトでコスト削減に集中しすぎて、結果的に競合にシェアを奪われた経験があります。その時に痛感したのは「守る戦略は、攻めとセットで初めて意味を持つ」ということ。帝国データバンクの調査でも、大企業と小規模企業で景況感が二極化している。守るだけの小規模企業は悪化し、攻める大企業は改善している。今回の件から学ぶべきは「知的財産は守るだけでなく、どう攻めに転じるか」が重要だということです。
  1. 帝国データバンク「2025年7月景気動向調査」
    https://www.tdb.co.jp/report/economic/ets202507/
鈴木恵子

鈴木恵子のスピーチ

48歳・企画部・部長

事実だけを見れば、朝日と日経が米Perplexityを44億円で訴えた。これは著作権侵害の裁判ですが、私はこれを歴史の文脈で捉えたいと思います。バブル崩壊後、多くの金融機関が「変化に対応できず」姿を消しました。野澤正平社長の「社員は悪くありませんから!」という涙の会見は、守るべきものを守れなかった象徴です。一般的な教訓は「変化に備え、権利を守ることが大事」でしょう。でも私はそこに矛盾を感じます。守るだけでは未来は切り開けない。歴史が示すのは「守り」と「変革」の両立が不可欠だということです。私自身、部長として守るべき伝統と変えるべき仕組みの間で葛藤しました。正直、伝統を守る方が楽なんです。でも挑戦を選んだ時、組織に新しい風が吹いた。だから今私たちに必要なのは「守るために変える」という視点です。
  1. 野澤正平社長の会見とバブル崩壊後の金融業界の教訓
    https://www.nippon.com/ja/japan-topics/today11240/