星野ひかり

星野ひかりのスピーチ

22歳・経営企画部・インターン

みなさん、今日のニュースでTICAD9が横浜で開催され、日本企業がアフリカ市場に挑戦している話題を見て、SNSマーケティングの戦略とすごく重なると思ったんです。特に「人口増加が続く市場に向けて新しい価値をどう伝えるか」という点は、私たちがSNSで新規フォロワーを獲得しようとする動きと同じだと感じました。なぜそう思うかというと、SNSって既存のフォロワー層にだけ語りかけていると成長が止まるんですよね。新しい層にどう響くかを考えないと拡散しない。記事にあった豊田通商がケニアでユニ・チャームと協業してプレミアムナプキンを販売する取り組みも、まさに現地の若い女性層という「新しい共感軸」を掴みにいっている動きに見えました。私自身、大学時代に地域のカフェのSNS運用を手伝ったとき、最初は常連さん向けに「今日のランチ」とかを投稿しても全然伸びなかったんです。でも思い切って「勉強や打ち合わせに最適な静かな空間」といった切り口を出したら、学生層にシェアされて一気に広がった経験がありました。その時、「新しい層に共感される言葉を探すことが拡散のカギ」だって気づかせてくれたんです。だから今回のニュースは、未知の市場に挑む企業の姿勢とSNSで新しい層を掴む戦略がリンクしているように思いました。私たちも日々の発信で「まだ出会っていない人にどう共感を届けるか」を意識していきたいです。
佐藤健太

佐藤健太のスピーチ

24歳・システム部・SE

今回のTICAD9で、日本企業がアフリカ市場に進出しているニュースを見て、僕はシステム設計の哲学と重なる部分があると感じました。特に「未知の環境でどうスケーラブルに構造を作るか」という点は、エンジニアとしてすごく響きました。理由は、アフリカ市場のように人口が急増する場所では、最初から拡張性を見込んだ仕組みがないとすぐに破綻するからです。記事でも商船三井が海運から陸上輸送、倉庫事業まで広げている例が紹介されていましたが、これはまさに分散システムを設計するように「ボトルネックを予想し、多層的に組み直していく」動きだと思います。僕自身、以前に社内システムのデータ処理基盤を設計した際、国内利用だけを想定して作ってしまい、海外拠点が追加されたときに処理が追いつかず障害を出したことがありました。そのとき「スケーラビリティを前提にしない設計は必ず限界を迎える」と痛感しました。エンジニアとして認識を改めた瞬間でした。だから今回のニュースは、システム設計と同じで「拡張性を前提にする姿勢」が企業戦略にも必要だと改めて感じました。我々の仕事でも、最初から将来の利用者や規模を想定した設計をすることが大切だと思います。
田中美咲

田中美咲のスピーチ

32歳・人事部・係長

TICAD9のニュースを見て、日本企業がアフリカ市場に挑戦している姿に、人材育成の観点から大きな学びを感じました。特に多様な文化や価値観を持つ人と協働することが、組織を強くするという点です。理由は、アフリカ市場は人口増加と若い世代の多さが特徴で、そこでは画一的な仕組みより「多様性を前提とした協働」が欠かせないからです。記事にあった豊田通商とユニ・チャームの協業も、現地の女性の生活背景を理解して商品を展開する姿勢に、多文化理解の重要性が表れていました。私自身も、新人研修で多国籍社員を受け入れた際、画一的なプログラムをそのまま適用したら理解度に差が出てしまい、うまく馴染めない人が出てしまった経験があります。その後、グループディスカッションを増やして「お互いの文化や価値観を共有する場」を設けたら、受講者同士の信頼が深まり、安心感を持って成長できる雰囲気が生まれました。人事として実感した瞬間です。だから今回のニュースは、国際市場だけでなく私たちの職場でも「多様性を前提にした育成」が必要だと改めて感じました。組織運営においても、背景の違いを理解し合う場づくりを大切にしていきたいです。
山田雄一

山田雄一のスピーチ

43歳・経営企画部・課長

今回のTICAD9のニュースで、日本企業がアフリカ市場に進出している姿を見て、管理職として戦略の重要性を改めて考えさせられました。特に「縮小する国内市場に依存せず、新しい成長分野を見極める」という点です。理由は、国内市場の変化が激しく、従来の延長線だけでは持続的な成長が難しいからです。記事ではアフリカの人口が2050年に25億人に迫ると予測され、「最後のフロンティア」と呼ばれていると紹介されていました。豊田通商や商船三井が長期的な視点で現地事業を広げているのも、まさに将来の市場を見越した戦略的行動です。私自身、数年前に新規事業の投資判断を任された際、国内需要だけを根拠にして進めた結果、思ったように収益が伸びなかった苦い経験があります。その後、観光業で訪日外客数が3,687万人に達し過去最高※1を記録したことを知り、「外部環境の変化を読み取り、戦略に組み込むこと」がいかに大切かを痛感しました。管理職として肝に銘じた瞬間です。だから今回のニュースは、アフリカ進出のように「将来の市場動向を見据える戦略眼」が我々の日常業務にも必要だと感じました。短期的な数字だけでなく、外部環境の変化を踏まえた意思決定を意識していきたいと思います。
  1. 日本政府観光局「2024年訪日外客数」 https://www.mlit.go.jp/kankocho/tokei_hakusyo/shutsunyukokushasu.html
鈴木恵子

鈴木恵子のスピーチ

48歳・企画部・部長

TICAD9で日本企業がアフリカ市場に挑戦しているニュースを見て、私は組織変革のリーダーシップについて考えさせられました。特に豊田通商が1922年からアフリカと関わり続け、今も新しい事業を展開している姿に「歴史を踏まえた継続性と未来への挑戦の両立」が大切だと感じました。理由は、変革が成功するためには過去を無視するのではなく、積み上げてきた信頼や経験を活かすことが欠かせないからです。記事では豊田通商が綿花輸入から始まり、自動車、商社買収、小売や日用品まで事業を広げてきた歴史が紹介されていました。これは「土台を大切にしながら次の挑戦を重ねる」変革の典型例だと思います。私自身も、部署改革を進めた際に、過去のやり方を一気に否定してしまい、ベテラン社員の反発で混乱を招いた経験があります。その後、彼らの知恵を活かしつつ新しい仕組みを導入したら、驚くほどスムーズに受け入れられました。長年の経験に新たな視点が加わった瞬間でした。だから今回のニュースは、組織変革において「歴史を踏まえた上で未来に挑む姿勢」が重要だと改めて教えてくれました。我々も過去の知恵と新しい挑戦を結びつけるリーダーシップを意識していきたいと思います。