新型コロナのニュースで、厚生労働省が発表した最新データが気になりました。新たな変異株「ニンバス」が国内で流行の主流を占めていて、国立健康危機管理研究機構(JHIS)の調査によれば、国内の約4割がこの株に置き換わっています。特徴は喉の強い痛み。そして8週連続で感染者が増え、直近では全国の定点医療機関あたり平均6.13人。前週の5.53人から1.11倍に増加とのことでした。都道府県別では宮崎が14.71人で最多、鹿児島が13.46人、佐賀も11.83人と、九州圏で広がりが顕著です。この数字を見たとき、ふと「体感」より「可視化」が大事だなと思いました。日常で「感染増えてるかもね」なんて会話をしても、結局「まあ大丈夫じゃない?」で流れてしまうことがあります。でもこうして数値化されると具体性が出て「無視できないな」と感じます。数字は感覚を現実に変えるツールなんだと思いました。SNSでも同じで、誰かが「大変だよ」って言うのと、実際に「6.13人、8週連続増加」という数字を見るのとでは、受け止め方がまるで違います。私も普段SNSの企画に関わっていて、「手応えがある」かどうかが数字で見える瞬間がよくあります。あるとき、自分が提案した参加型ハッシュタグ企画の投稿が、最初は「これ誰もやってくれないかな」と不安で…。でも最初の数人の投稿が広がり始めて、数字が伸びてくると「きっともっと広がる」と自信を持てました。逆に、数字が伸びないときには「改善が必要」と気づける。数字は立ち止まるタイミングや進む勇気をくれる指標だなと感じました。だから今日みんなに伝えたいのは、数字の変化をただの数値でなく「人の声の可視化」として見てみよう、ということです。数字の裏には必ず人の行動や感情がある。感染者数の増加だって「油断せずに過ごそう」というメッセージに変換できます。仕事でも数字に振り回されるのではなく、小さな変化に込められた意味を感じ取る姿勢を大切にしたいです。今日からは数字を「未来のヒント」として意識してみましょう。