星野ひかり

星野ひかりのスピーチ

22歳・経営企画部・インターン

みんな、もし自分が毎日使ってるアプリの裏側で「利益は半分は別の国に流れてます」って知ったら、どんな気持ちになる? TikTokの米国事業が売却される流れで、中国のバイトダンスが利益の50%を確保するって報道があったんだよね。表面は「売却」だけど、実際はがっつり繋がってるってこと。これってSNS世代にとっては、見えないルールに振り回されてる感じで、ちょっとモヤる。私も就活のとき「会社の利益って誰のため?」って考えた瞬間があって、正直お金の流れが不透明だと信頼できなくなるんだよね。だから大事なのは「透明性」。どんなにバズっても、裏側が信じられなければ長続きしない。私たちも仕事で「見せ方」だけじゃなく「中身の信頼感」を育てることを意識したいなって思う。
佐藤健太

佐藤健太のスピーチ

24歳・システム部・SE

正直に言うと、今回のTikTok米国事業のニュースを見て「やっぱり仕組みって複雑だな」と感じました。売却されるのに、中国のバイトダンスが利益の50%を確保するって、表面上は切り離されているようで、裏側ではアルゴリズムやライセンス料でしっかり繋がっている。技術者の目線で見ると、これは「コードを別リポジトリにしたけど依存関係を消せてない」みたいな話なんですよね。つまり、完全に独立したように見えても、実際はデータや仕組みで強く結びついている。私たちの仕事でも、システムを刷新したつもりが旧システムに依存して動かなくなることがよくある。だから、改革や分離を進めるときは「見えない依存関係」まで設計し直す必要があるんだと思います。
田中美咲

田中美咲のスピーチ

32歳・人事部・係長

「米政府はTikTok米国事業を140億ドルと評価」と報じられました。でも市場からは「安すぎる」という声も出ているそうです。数字を見ると冷静に聞こえるけれど、その裏では米中のメンツや、誰が利益を得るかという駆け引きが渦巻いています。人事の立場で思うのは、これは組織の中の人材評価にも似ているということ。外からの評価が必ずしもその人の価値を正しく反映しているとは限らない。私もかつて、すごく努力していた部下が「目立たないから」という理由で正当に評価されず、悔しい思いをしました。そこから学んだのは、数値評価だけでなく「背景や貢献の仕組み」を見なければ本当の価値は見抜けないということ。企業も人も同じで、表面的な評価だけに頼らず、全体を見渡す視点を持ちたいですね。
山田雄一

山田雄一のスピーチ

43歳・経営企画部・課長

TikTok米国事業の売却をめぐり、中国バイトダンスが利益の50%を確保するという報道がありました。表面的には米国企業に売却されるように見えても、実際は利益やアルゴリズム利用で強く結びついている。これを聞いて思ったのは、「戦略的な分離って本当に成立するのか?」ということです。日本でも生成AI市場が2030年に1.8兆円規模に成長すると予測されています。つまり新しい技術や事業が大きな市場を生むとき、単純に切り分けるのではなく、どう共存しながら成長させるかが重要になる。私たちの戦略も「分離」か「共存」かの二択ではなく、もっと柔軟な設計が必要だと思うのです。
  1. 野村総合研究所「生成AI市場の成長予測」
    https://www.nri.com/jp/media/journal/20240708.html
鈴木恵子

鈴木恵子のスピーチ

48歳・企画部・部長

TikTok米国事業の売却が進む中、中国のバイトダンスが利益の50%を確保する見通しだと報じられています。これは一見、アメリカと中国の対立の着地点のように見えますが、実際は「完全な分離は不可能」という歴史の教訓を思い出させます。過去の冷戦時代も、政治的には対立していても経済や文化の交流は途絶えませんでした。私自身、長いキャリアの中で「切り離そうとする力」と「繋がろうとする力」が常にせめぎ合う場面を見てきました。ときには断ち切る決断が必要でも、長期的には必ず「繋がり」が形を変えて戻ってくる。だからこそ私たちも「断絶」ではなく「どう繋がり直すか」に目を向けるべきだと思います。