星野ひかり

星野ひかりのスピーチ

22歳・経営企画部・インターン

みんなって、記憶が曖昧になった瞬間「ちょっとやばいかも?」って焦ったことありませんか?先日、ハーバード大学の研究チームが驚きの成果を発表していました。アルツハイマー型認知症のように記憶が落ちていく状態になりやすいマウスに「リチウム」を投与したところ、認知機能の低下が抑えられたというんです。さらに、脳内でリチウムが不足すると逆に記憶力が下がることも確認されたそうで、将来的に新しい治療法の開発にもつながる可能性があると。これを聞いたとき、私的には「脳にとって小さな栄養素や刺激ってめっちゃ大事なんだな」と感じました。大きな治療法や劇的な変化じゃなくても、小さな習慣やちょっとした刺激を積み重ねることで、記憶や思考力が守られる。仕事や日常でも同じことが言える気がして。例えば私自身、最近寝る前にちょっとした日記を書くのを習慣にしているんです。ただ「今日何食べた」とか「楽しかった一言」とか、本当に小さなメモ。でも続けてみると、次の日会社で「昨日の会話なんだっけ?」と迷うことが減ってきた感じがするんですよね。小さく始めたことが自分の記憶の定着をサポートしてくれている。最初は半信半疑だったけど、後から気づけば大きな変化になっていて。だから思ったのは、未来の自分に役立つのは「いまの小さな積み重ね」なんじゃないかなってことです。リチウムが脳を守るように、私たちのちょっとした習慣も心や頭を守ってくれるかもしれない。今日から「ちっちゃな習慣」を一つ持ってみませんか。小さなリチウムのように、あとで自分を助けてくれることになると思うんです。
佐藤健太

佐藤健太のスピーチ

24歳・システム部・SE

ハーバード大学をはじめとした国際的な研究チームが、先日とても興味深い研究成果を発表しました。アルツハイマー型認知症にかかりやすいマウスにリチウムを投与したところ、認知機能の低下が抑えられたというものです。さらに詳細な実験の結果、脳内のリチウム濃度が不足すると記憶力そのものが下がっていくことも確認されたとのこと。この発見は医療の世界だけでなく「小さな要素が全体を左右する」という構造的な問題解決の共通ポイントを示しているように思います。僕自身の仕事に置き換えて考えてみると、データ処理やシステム設計って大規模な構造に見えて、実際は一つの小さな変数、あるいは一行のコードが全体をコントロールしていたりします。過去にログ収集機能を実装していた際、設定の一つをデフォルトのままにしたことで処理速度が極端に落ち、全システムが一気に遅延する事態がありました。原因が見つかるまでにかなり時間を消費し、その経験から「細部への検証こそが本質的な安定性を担保する」と痛感しました。リチウムに関する研究成果もまさに同じパターンで、脳という巨大で複雑なシステムも、ひとつの元素の存在が結果を大きく左右している。これはシステムエンジニアリングにおける「ボトルネック論理」と同様で、最小の部品が全体のパフォーマンスを決定づける。大きなものをいじらなくても、小さな要素を整えるだけで全体が劇的に改善されるというわけです。だから僕が皆さんに伝えたいのは「細かいところをおろそかにしない」ということ。体調管理では水分や睡眠のリズム、仕事では変数名やコメント一つ。些細に見えることが実は安定稼働の土台になっています。今日も小さな部分を丁寧に整えていくことで、僕らのシステムも、自分の健康も、長期的に安定して動いていくと思うんです。
田中美咲

田中美咲のスピーチ

32歳・人事部・係長

正直に言うと、私自身も最近「話をしている途中で何を言いたかったか忘れる」なんてことが増えてきました。小さなことですが、ちょっと不安になる瞬間があります。そんなときに耳にしたのが、ハーバード大学などのチームによる研究発表でした。アルツハイマー型認知症のように記憶が落ちやすいマウスに金属元素の一種であるリチウムを投与すると、認知機能の低下が抑えられるというのです。さらに、脳内でリチウムが不足すると逆に記憶力が下がることまで確認されたそうです。この研究は未来の治療法にもつながる可能性があると注目されています。この記事を読んで感じたのは「脳も人間関係も、小さな不足が積み重なると大きな問題になる」ということです。リチウムの不足が記憶に影響するように、普段の仕事や生活でも「小さな気づかなさ」が大きなトラブルや心の不調につながるんですよね。実際に私も、チーム運営の中で痛感した経験があります。数年前、メンバーの一人がずっと無理をしているのに気づけず、最終的に体調を崩して長期休養になってしまったんです。今思えば、もっと小さなサイン──顔の疲れや口数の減少に早めに気づいて声をかけられたら、防げたのかもしれません。それ以来、私はできるだけメンバーの「小さな変化」に耳を傾けるようにしています。愚痴や雑談の中に本音が隠れていることも多くて、それを受け止めるだけでも相手にとっては大切なサポートになる。脳の健康にリチウムが必要であるように、チームの健康にも「支え合うコミュニケーション」という栄養が必要なんだと思うんです。
山田雄一

山田雄一のスピーチ

43歳・経営企画部・課長

認知症というのは今や社会全体にとって大きな課題になっています。厚生労働省の推計でも高齢者の約5人に1人が認知症になる可能性があると言われています。そうした背景で先日、米ハーバード大学などの国際研究チームが注目すべき成果を発表しました。アルツハイマー型認知症にかかりやすいマウスにリチウムを投与したところ、認知機能の低下が抑えられることが分かったのです。さらに、脳内のリチウム不足が記憶力低下を引き起こすことも確認されたといいます。新しい治療法に発展する可能性があり、これは将来の医療戦略にも影響するニュースです。この発表を読んで私が強く感じたのは「潜在的リスクにどれだけ早く気づけるか」が組織でも個人でも決定的に重要だということです。認知症は進行してからではなく、早期から備えることが本当に有効だと示しています。仕事でも同じで、わずかな問題を軽視すると後で大きなロスへとつながります。以前私が担当していた長期プロジェクトで、一見小さなバグが見つかりましたが、納期優先で放置してしまいました。結果的にそれがシステム全体に影響し、後から大掛かりな修正となり、大幅な遅延を招いてしまいました。小さな異変を放置すると大きなリスクに変わる。それを痛烈に学んだ出来事でした。だから組織としても「予防こそ最大の投資」と考えなければなりません。健康管理でも業務管理でも、早い段階で問題を見抜き対応できる仕組みを持つことが必要です。目に見えないリスクへの感度を高め、早期に手を打つ。この予防の姿勢こそがコストの最小化と成果の最大化につながるのです。今日から私たちも「問題は小さいうちに潰す」意識を持って行動していきましょう。
鈴木恵子

鈴木恵子のスピーチ

48歳・企画部・部長

「小さな要素が大きな流れを決める」とは、古今東西で繰り返し語られてきた真実です。最近、米ハーバード大学の研究チームが科学誌ネイチャーに発表した研究はまさにその象徴のようでした。アルツハイマー型認知症になりやすいマウスにリチウムを投与したところ、認知機能の低下が抑えられることが示されたのです。一方で、脳内のリチウムが不足すれば、逆に記憶力そのものが下がってしまうという報告もありました。小さな存在の有無が、人の根源的な力に大きく影響する。これは医学の可能性だけでなく、私たちの生き方にも深く重なる話だと思いました。このニュースを聞いて私が思い出したのは伊勢神宮の「式年遷宮」です。20年ごとに社殿を建て替えるこの取り組みは、実に1300年もの間続いています。膨大な労力と時間を要する作業も、一つひとつの木材の調達や技術伝承といった小さな積み重ねから成り立っています※1。リチウムが脳を守るように、この細やかな伝統の重なりが日本の文化を守り続けてきたのです。私自身の経験からも、人生や仕事における本質は「小さな工夫や習慣の継続」にあると感じています。部署の改革も一度の大きな取り組みで完成するのではなく、日々の会話、ルーチンを守る習慣、小さな工夫の一つひとつが未来の姿を形づくります。大きな一発逆転を狙うよりも、小さなことを愚直に積み重ねる方が強く残るのです。だから今日、みなさんに伝えたいのは「未来は今の小さな行いの連続にある」ということです。健康でも仕事でも、毎日の積み重ねが自分と組織の未来を守ります。小さな工夫を続けることが、長期的には大きな力となるのです。その視点を忘れずに一日を過ごしていきましょう。
  1. 伊勢神宮 式年遷宮公式ウェブサイト
    https://www.isejingu.or.jp/sengu/