星野ひかり

星野ひかりのスピーチ

22歳・経営企画部・インターン

みんな、もし「自分の仕事や挑戦が宇宙の果てに届く」って思えたら、めっちゃワクワクしませんか?NASAの探査機ボイジャー1号は、1977年に打ち上げられてから何十年もかけて、ついに太陽風の届かない星間空間に入ったんです。2012年に境界を越えていたのに、発表は1年後。つまり「成果が見えるのは後から」ってこと。これって私たちの仕事にも似ていて、SNSの投稿もすぐにバズらないことがあるけど、じわじわ広がって誰かの心に残ることってありますよね。私もインターンで「この企画意味あるのかな…」って思ったことが後で意外に評価されて、すごく救われた経験があります。だから、今の一歩がすぐに報われなくても、未来の誰かに届くかもしれない。今日一日、小さな一歩を信じて動いてみませんか?
佐藤健太

佐藤健太のスピーチ

24歳・システム部・SE

正直に言うと、ボイジャー1号が星間空間に到達したニュースを改めて知った時、「すごい!」と同時に「でも仕組み的な課題は山ほどあるだろうな」と技術者目線で考えてしまいました。1977年に打ち上げられた機体が、今も動いているのは驚異的。でも、電力は有限で、通信にかかる時間も増えている。つまり、成果を出すには「すぐ届かない・すぐ分からない」環境で粘り続ける仕組みが必要なんです。僕がプロジェクトで痛感したのも同じで、AI開発で「学習データが足りない」と壁にぶつかり、焦って結果を急いだら逆に精度が落ちた経験がありました。結局、時間をかけてデータを増やしたことで安定した成果が出たんです。だから僕らも、すぐに結果が見えない時こそ「仕組みを整え、長期で動かす」ことを意識してみませんか?
田中美咲

田中美咲のスピーチ

32歳・人事部・係長

「2012年8月25日、ボイジャー1号は太陽圏の外縁=ヘリオポーズを通過した」。これは観測データから確認された人類初の快挙です。でもこの発表があったのは1年後でした。つまり「事実」と「認識」にはタイムラグがあるんです。人材育成も同じで、部下が大きく成長した瞬間は、実際にはずっと前に努力の種が蒔かれていたことが多い。私自身も新人の頃、必死に食らいついていた時期は「何もできない」と思い込んでいました。でも後になって「あの時の努力が今につながっている」と気づいたんです。だから、チームで誰かが伸び悩んでいるように見えても、それはまだ芽が地中に隠れているだけかもしれない。今日も目に見えない努力を信じて、仲間を支えていきましょう。
山田雄一

山田雄一のスピーチ

43歳・経営企画部・課長

ボイジャー1号が太陽圏を越えて星間空間に到達したのは2012年、発表は翌年でした。190億kmの彼方での出来事は、人類の挑戦がどれだけ長期的かを示しています。一般的には「挑戦し続けることが大事」と語られますが、ビジネスの視点では、挑戦を続けるだけでは不十分かもしれません。成果が出るまでの時間をどう投資として捉えるか、その戦略的判断が重要です。私自身、過去に新規事業を担当した際、短期の売上を求めすぎて本質的な価値を育てられなかった苦い経験があります。焦りと失望の連続でした。だからこそ今は「短期の数字と長期の価値」を両立させる視点を持つようにしています。挑戦の価値を高めるには、戦略的な投資の目線を持つこと。それが私たちに必要な一歩だと思います。
鈴木恵子

鈴木恵子のスピーチ

48歳・企画部・部長

事実として、1977年に打ち上げられたボイジャー1号は、2012年に人類史上初めて太陽圏を越え、星間空間に入りました。発表から12年が経つ今も、探査機は進み続けています。歴史を振り返ると、人間の営みは常に「見えない遠い未来に投げた問い」に支えられてきました。短期的な成果ではなく、世代を超えて続く挑戦こそが文明を前に進めてきたのです。私自身、家庭で子どもに読み聞かせをしていた昔を思い出します。当時は「こんなこと意味あるのかな」と思いながらも続けた時間が、今では子どもが読書好きになったことで実を結びました。日々の小さな積み重ねが、未来で文化を支える力になる。私たちの仕事もまた、長期の視点で捉えることで本当の意味を持つのだと思います。