星野ひかり

星野ひかりのスピーチ

22歳・経営企画部・インターン

みなさん、もし「円高」とか「円安」って聞いて、正直ピンと来ない人いませんか?私はニュースで「1ドル=161円」とか出ても、SNSで「推しの海外グッズが高い!」って騒がれて初めて実感するタイプです。プラザ合意から40年、日本はずっと為替に振り回されてきたそうです。円高で不況になったり、円安で原材料が高くなったり。経済って難しいけど、私たちの生活に直結してるんですよね。例えば、友達が「韓国で買った化粧品が日本で倍の値段!」って嘆いていて、為替ってまさに生活レベルの問題なんだと感じました。だからこそ、今の日本に必要なのは「為替に頼らずに成長する仕組み」だと思います。私たち個人も「今の流れに振り回されず、自分で価値を作る力」を持てるように、小さな挑戦を積み重ねたいです。
佐藤健太

佐藤健太のスピーチ

24歳・システム部・SE

正直に言うと、僕は経済ニュースを読むとき「仕組み」として理解しようとします。プラザ合意から40年、日本は円高や円安の波にずっと翻弄されてきました。1ドル=240円から150円に急落したり、逆に円安で161円まで進んだり。技術者的に見ると、これは「制御不能なシステム」に似ています。人為的に介入しても市場は巨大化しすぎて動かせない。僕自身、システム開発で「テスト環境では動くのに、本番でユーザーが使うと想定外のバグが出る」という経験があります。為替も同じで、仕組み上の複雑さがあるからこそ、対処には柔軟性が必要です。今の私たちにできることは「外部環境に依存しすぎない仕組み」を作ること。例えばキャッシュレス決済比率が42.8%まで進んだように、技術で仕組みを変えていくことが、為替に左右されない未来を築く一歩になると思います。
  1. 経済産業省「キャッシュレス決済比率(2024年)」
    https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/cashless/index.html
田中美咲

田中美咲のスピーチ

32歳・人事部・係長

「1995年には1ドル=79円台、2023年には161円台」。この数字の振れ幅を聞くと、為替の影響力がいかに大きいかがわかります。プラザ合意から40年、日本は円高不況や円安による物価高を経験し、企業も個人も翻弄されてきました。私は人事の仕事をしているので、こうした経済の波が社員の生活や働き方に直結することを実感します。例えば円安で生活費が上がれば、社員の不安は高まり、心理的安全性も揺らぐ。逆に安定した環境があれば人は挑戦できます。私自身も生活費が圧迫されて焦ったとき、チームの仲間の支えで救われた経験があります。だからこそ今必要なのは、為替に左右されない「人の強さ」を育てることだと思います。会社としても「誰もが安心して挑戦できる環境」を整えることが、最大の防衛策になるのではないでしょうか。
山田雄一

山田雄一のスピーチ

43歳・経営企画部・課長

為替が1ドル=240円から79円、逆に161円まで動いた歴史を見ていると、数字の力に圧倒されます。プラザ合意から40年、日本は円高不況や円安による物価高を経験し、経済は大きく揺れ動きました。一般的な教訓は「為替に振り回されない成長が必要」ということですが、戦略的な視点から見るともう一歩踏み込むべきです。つまり、単に為替リスクを回避するのではなく、「変動を活かす戦略」を持つことです。私自身、投資案件で「リスクを避ける」より「リスクを利用する」発想に切り替えたとき、成果が大きく変わった経験があります。戦略的側面に注意を払うことで、為替の波を逆に追い風にできるかもしれません。私たちに必要なのは「数字に怯えず、数字を味方にする」姿勢だと思います。
鈴木恵子

鈴木恵子のスピーチ

48歳・企画部・部長

1985年、プラザホテルでの合意をきっかけに、1ドル=240円から150円へと円高が急速に進みました。これは戦後日本経済の大きな転換点であり、その後のバブルと崩壊、さらには「失われた30年」にもつながる歴史的出来事でした。そして40年経った今、再び為替の不安定さが日本を揺さぶっています。歴史の視点から見ると、私たちが学ぶべき教訓は「為替を人為的にコントロールすることはできない」ということです。しかし一方で、歴史は「変化を恐れず、成長のモデルを変えることができるかどうか」が国の未来を決めるとも教えてくれます。私自身、過去の失敗から学び直すことで次のステップに進めた経験があります。だから今こそ、私たちも「為替に振り回されない未来」を描く勇気を持つべきだと思います。