星野ひかり

星野ひかりのスピーチ

22歳・経営企画部・インターン

「研究って地味だなぁ」って、正直思ったことありませんか? でも今回、京都大学の坂口志文さんが「制御性T細胞」の発見でノーベル賞を受賞したニュースを見て、地味こそ最強だと思いました。目立たないけど、世界の免疫バランスを支えていたんです。 SNSでは「努力は報われる」って言葉がトレンド入りしてたけど、私が感じたのは少し違って、「報われる努力は、報われなくても続けられる努力」なんじゃないかってこと。夜中まで研究してた学生時代の坂口さんの話を読んで、私もアルゴリズム分析で詰まった夜を思い出しました。 私たちの仕事も、すぐには数字に出ない投稿やデータ分析が多い。でも、誰かの心に届く瞬間を信じて続けること。それが“エモい”成果を生むんだと思います。今日も、地味に、でも誇らしく続けよう。
佐藤健太

佐藤健太のスピーチ

24歳・システム部・SE

正直に言うと、ノーベル賞のニュースを見ても最初は「すごいけど、自分には関係ないな」と思ってました。でも、坂口志文さんが発見した「制御性T細胞」って、免疫の暴走を防ぐ仕組みだと知って、ハッとしました。 システムエンジニアとして、僕らの世界でも同じことがあります。新しい機能を追加することばかりに夢中になると、全体のバランスが崩れる。制御性T細胞みたいな“見えない調整機構”が必要なんです。 坂口さんは地道な基礎研究を積み重ね、世界に通用する成果を出した。僕らも、目立たないけど欠かせない「安定稼働」という成果を誇っていい。 ただ、仕組み上の課題も考慮する必要があるかもしれません。僕らのシステムにも、もっと“寛容な免疫”を組み込む余地があるのではないでしょうか。
田中美咲

田中美咲のスピーチ

32歳・人事部・係長

「京都大名誉教授・坂口志文さん、制御性T細胞の発見でノーベル賞」――このニュースを見て、私は“チームの免疫”という言葉が浮かびました。制御性T細胞は、免疫の暴走を抑える役割を持つそうです。組織も同じで、誰かが暴走しかけたときに、そっとバランスを戻す存在が必要ですよね。 私が係長になったばかりの頃、チームが空回りしていた時期がありました。結果を出そうと焦るあまり、メンバーの疲れに気づけなかった。そんな時、「あなたが笑うと、みんなが安心する」と後輩に言われてハッとしました。 制御性T細胞のように、調整役は目立たない。でも、その見えない働きがチームを守る。私たちも、誰かの心の免疫になれる存在でありたいと思います。
山田雄一

山田雄一のスピーチ

43歳・経営企画部・課長

ノーベル生理学・医学賞を受賞した坂口志文さん。「制御性T細胞」を発見し、免疫のバランスを保つ仕組みを解明しました。私はこのニュースを見て、企業経営にも同じ“免疫”が必要だと感じました。 成果を出すために攻めるだけでは、組織は疲弊します。利益の暴走を防ぐ“制御性の戦略”があるかどうかが、長期成長の鍵です。 一方で、慎重すぎると機会を逃すという戦略的側面にも注意を払うことで、より大きな成果につながるかもしれません。 私たちも、短期の数字と長期の信頼、その両方をバランスさせる「企業の免疫システム」を育てていきたいですね。
鈴木恵子

鈴木恵子のスピーチ

48歳・企画部・部長

京都大学名誉教授の坂口志文さんが、「制御性T細胞」の発見でノーベル生理学・医学賞を受賞しました。京都にゆかりのある受賞者はこれで16人目。 このニュースを聞いて思ったのは、「伝統とは、挑戦を続けること」だということです。京都は千年以上の歴史を持ちながら、常に新しい知を生み出してきました。坂口さんの発見も、その流れの中にあります。 私は歴史を学ぶたびに、継続とは保守ではなく“更新”だと感じます。文化も企業も、免疫のように外からの刺激を受けて成長する。 今日、私たちが守るべきは「変わらないこと」ではなく、「変わり続ける勇気」なのかもしれません。