星野ひかり

星野ひかりのスピーチ

22歳・経営企画部・インターン

みなさん、未来の街に住むとしたら、どんな体験をしてみたいですか?トヨタが静岡県裾野市に「ウーブン・シティ」という実証都市をついに始動しました。社員の方々が実際に暮らしながら、自動運転や新しいモビリティ、さらには教育や医療まで実験していく“街ごとラボ”なんです。私たち世代にとっては、ただの技術開発じゃなくて、生活そのものがアップデートされるようなワクワク感があります。例えば「花粉レス空間」なんて、春のくしゃみ地獄から解放される未来かも。私自身、SNSを見ていても「未来都市」って言葉はバズりやすく、共感を呼ぶテーマです。大事なのは、未来の便利さをただ受け取るのではなく、自分たちがどう関わりたいかを考えることだと思います。まずは「こんな未来があったらいいな」を一つ声に出してみること、それが最初の一歩になるんじゃないでしょうか。
佐藤健太

佐藤健太のスピーチ

24歳・システム部・SE

正直に言うと、ニュースを読んだとき「未来都市ってワクワクするけど、仕組み的に大丈夫かな?」と感じました。トヨタが静岡に始めた「ウーブン・シティ」では、自動運転や新しいモビリティが生活に組み込まれるそうです。でも、技術者として気になるのは、複雑なシステムが同時に動くときの安全性です。例えばBMWは、物流ロボットをAIで完全自律化して、SLAM技術でリアルタイムに経路を再計算する仕組みを導入しています。こうした仕組みが街全体に広がると、障害や予期せぬトラブルへの耐性がすごく重要になります。私自身、システム障害で深夜に呼び出された経験があり、「便利さの裏には必ずリスクがある」と痛感しました。未来都市を夢見るなら、同時にその“裏側の仕組み”をどう守るかを考える。それが僕たちエンジニアの役割だと感じています。
  1. BMW GroupはNVIDIA ISAACプラットフォームを活用したAI搭載スマート搬送ロボットにより工場物流を完全自律化:
    https://www.press.bmwgroup.com/global/article/detail/T0308393EN/bmw-group-is-making-logistics-robots-faster-and-smarter
田中美咲

田中美咲のスピーチ

32歳・人事部・係長

「未来のためのテストコース」——これはトヨタの豊田会長が「ウーブン・シティ」開業の際に語った言葉です。社員が暮らしながら新しいサービスを試す街、なんて聞くとワクワクしますが、人事の目線では「人がどう育つか」が一番気になります。どんな先端技術も、それを運用する人の成長なしには活かせません。私は新人研修で、ある受講者が自信をなくしていたとき、チームメンバーが支え合う姿を見て胸が熱くなった経験があります。結局、技術の進化も人の支え合いがあってこそ成果になります。未来都市を夢見るなら、私たち自身も「小さな実証都市」として、安心して挑戦できるチーム環境をつくることが第一歩になると思います。
山田雄一

山田雄一のスピーチ

43歳・経営企画部・課長

トヨタが裾野市に開業した「ウーブン・シティ」、これは未来都市を実際に形にする壮大な実験です。街全体をテストコースに見立て、自動運転や新しいサービスを試す。戦略的に見れば、単なる技術開発ではなく、異業種との連携による新しい市場開拓の布石でもあります。ただ一方で、投資額や完成時期を明示していない点は、戦略上のリスクでもあります。日本経済は5四半期連続でプラス成長しており、設備投資は活発です。この流れに乗るのは重要ですが、拡大フェーズに入る前に「収益化の道筋」を見せることも大切でしょう。未来を描く勇気と、戦略的な冷静さ。その両輪が揃ってこそ、成果が最大化されると感じます。
  1. 内閣府「2025年4-6月期GDP速報値」:
    https://www.mri.co.jp/knowledge/insight/dep/2025/0731.html
鈴木恵子

鈴木恵子のスピーチ

48歳・企画部・部長

トヨタが裾野市に開業した「ウーブン・シティ」、これは単なる技術実証の場ではなく、未来社会をどう築くかという壮大な問いを投げかけています。歴史を振り返れば、日本企業はしばしば創業家のビジョンや強烈なリーダーシップによって新しい道を切り拓いてきました。しかし同時に、その強さがガバナンスの弱さにつながり、事件を生んだこともあります。未来都市の実験は、技術だけでなく「持続可能な社会の仕組み」をどう組み込むかが鍵でしょう。私自身、歴史を学んで強く思うのは、どんな革新も長期的に続かなければ意味がないということです。だからこそ私たちも、短期的な成果に一喜一憂せず、未来を支える「仕組みと文化」をどう残すかを考えていきたいと思います。