星野ひかり

星野ひかりのスピーチ

22歳・経営企画部・インターン

みなさん、もし「あなたの暮らしを国にどう伝える?」って聞かれたら、どう答えますか?実は今日から始まる国勢調査は、日本に住むすべての人が対象で、私たちの生活そのものを映す「社会のセルフィー」みたいなものなんです。今回からQRコードを読み込むだけで回答できるようになって、めっちゃ便利。SNSで「ユニクロのバッグが意外と入る!」ってバズったように、シンプルでわかりやすい仕組みは、人の行動を変える力を持ってるんですよね。私自身、アンケートってつい後回しにしちゃうけど、社会の未来を作るデータになると思うと、ちょっと胸が熱くなります。だから「面倒だからやらない」じゃなくて、「自分の声を未来に残す」って気持ちで、まずはQRコードを読み込んでみる。その一歩が、意外とエモい未来につながるんじゃないかなって思います。
佐藤健太

佐藤健太のスピーチ

24歳・システム部・SE

正直に言うと、僕は国勢調査の仕組みを知って、ちょっと「エンジニア的にうずうず」しました。今回からQRコードで自動入力できるようになったのは、システム的にすごくスマートです。だけど同時に「便利さの裏にリスクはないか?」とも思うんです。例えば、偽サイトに誘導されるフィッシングや、セキュリティ上の抜け穴。これはユーザー体験を高める一方で、仕組み上の課題も考慮する必要があるかもしれません。僕も以前、社内システムでパスワード入力を省略できる自動ログインを導入した時、便利すぎて社員が油断し、逆にセキュリティ事故を招きかけた経験がありました。だからこそ、国勢調査も「簡単さ」と「安全性」をどう両立させるかが鍵だと思います。僕らも日々の仕事で、新しい仕組みを導入する時に、このバランスを意識してみませんか。
田中美咲

田中美咲のスピーチ

32歳・人事部・係長

「前回の国勢調査の回答率は83.7%で、15年前より12ポイント下がった」――この数字を聞くと、ちょっとドキッとしませんか。これは調査員が苦労してもデータ精度を保つのが難しくなっているということ。でも考えてみれば、組織運営も同じです。メンバー全員の声が集まらないと、本当の課題が見えなくなる。私も以前、チームの意見を集めるアンケートをした時、半分しか回答が返ってこなくて、「これで判断していいの?」と迷った経験があります。その時、「どうすればみんなが安心して答えられる環境を作れるか」が大事だと学びました。国勢調査も、私たちのチームも、正確な全体像を描くには一人ひとりの声が必要です。まずは自分から「声を出す」姿勢を見せることが、参加を広げる一歩になると思います。
山田雄一

山田雄一のスピーチ

43歳・経営企画部・課長

国勢調査の回答率が83.7%まで下がっていることをご存じでしょうか。これは政策の基礎データの精度に直結する問題です。一方で、今回からQRコードによる回答が導入され、利便性向上が狙われています。ここで考えたいのは「利便性だけで本当に回答率は上がるのか?」という戦略的な側面です。実際、帝国データバンクの調査でも、大企業と小規模企業で景況感が二極化するように、同じ施策でも響く層と響かない層があります。国勢調査も若年層にはQRコードが刺さっても、高齢層には届きにくいかもしれない。つまり、多層的な戦略が必要です。私たちのビジネスも同じで、「一つの打ち手で全員に届く」と思わず、ターゲットごとのアプローチを考えることが成果につながるのではないでしょうか。
  1. 帝国データバンク「2025年7月景気動向調査」
    https://www.tdb.co.jp/report/economic/ets202507/
鈴木恵子

鈴木恵子のスピーチ

48歳・企画部・部長

国勢調査は、1920年から100年以上にわたって続く、日本の「社会の鏡」とも言える存在です。今年も始まり、日本に暮らすすべての人が対象になります。回答率が下がり、2020年は83.7%まで落ち込んでいますが、これは単なる数字の低下ではなく、「社会の記録が薄れていく」ということを意味します。私は歴史を学んできた立場から、この調査の意義を強く感じます。なぜなら、過去の国勢調査のデータが、戦後復興や高度経済成長の政策に役立ってきたからです。家族の形や働き方が大きく変わる今こそ、未来の人々が「2020年代の日本はこうだった」と振り返るための記録を残す責任があります。私たちも仕事の中で「今の声」を残すことを意識し、小さな記録を未来につなげていきましょう。