星野ひかり

星野ひかりのスピーチ

22歳・経営企画部・インターン

「365日24時間働き続けるテストコースって、なんか人間みたいじゃないですか?」そんな記事を読んで、ちょっとドキッとしました。JARIの城里テストコースは、稼働率が137%だそうです。自動車開発のスピードが上がる中で、メーカーが自前施設だけでは追いつけず、JARIが“業界のモノサシ”として頼られている。 私たちの仕事も、SNSの世界では「止まらない」が日常。トレンドは一晩で変わります。でも、ずっと走り続けるだけでは、心のエンジンが焼き付いちゃう。だからこそ、走りながら“整備の時間”をつくることも大事。JARIの24時間体制の裏には、町の理解と支えがあるように、私たちの仕事も、周りとの信頼で走り続けられるんだと思いました。今日、みんなが自分の“ピットイン”をどこに置くか、考えてみませんか?
佐藤健太

佐藤健太のスピーチ

24歳・システム部・SE

JARIのテストコースが137%稼働しているという記事を読んで、仕組み好きの僕は思わず「どうやって?」と考えました。自動車業界が急速に開発期間を短縮する中、共通の試験基準を持つことは合理的です。ただ、24時間稼働という仕組みには、データの整合性・安全性・AI解析の負荷といった課題も潜んでいるかもしれません。 これは僕らの開発現場にも通じます。DX推進の平均成熟度が1.67と低い日本では、技術導入だけで満足してしまうケースが多い。大事なのは、仕組みが動く裏に「誰がどう支えるか」を可視化すること。JARIのように、信頼の上に技術を積み上げる設計思想を、僕らのプロジェクトにも組み込みたいですね。
  1. 情報処理推進機構(IPA)「DX推進成熟度分析2024」
    https://www.ipa.go.jp/digital/dx-suishin/bunseki2024.html
田中美咲

田中美咲のスピーチ

32歳・人事部・係長

正直に言うと、この記事を読んだとき「人事の世界にもJARIみたいな“モノサシ”が欲しい」と思いました。JARI城里テストコースは、365日24時間、137%稼働している。自動車業界が共通の基準で信頼し合える場を持っているように、私たちの組織も、共通の価値観を測るモノサシが必要です。 GoogleのOKR制度は、達成率60〜70%のストレッチゴールを設定することで成長を促すそうです。完璧を目指すのではなく、挑戦の中に学びを置く。JARIの24時間体制の裏にも、失敗を受け入れる文化があるのかもしれません。私たちも、評価より信頼、成果より成長を重視する「人のテストコース」をつくっていきたいですね。
  1. Google re:Work「OKRと心理的安全性」
    https://rework.withgoogle.com/
山田雄一

山田雄一のスピーチ

43歳・経営企画部・課長

JARIのテストコース稼働率が137%。この数字を見て、私は「需要の飽和点」を考えました。自動車メーカーが自前施設を持ちながらも、JARIを頼る。それは“共通基準”という戦略資産の価値が高まっている証拠です。 ただ、戦略的には「137%の先」を見据える必要があります。生成AI市場も年47.2%成長で2030年1.8兆円規模。つまり、業界の競争軸は“設備”から“データと知見”へ移る時代。JARIのような共通基盤を「デジタル連携型の知識プラットフォーム」として進化させることで、より大きな成果に繋がるかもしれません。私たちの事業も、今こそ“共通の知”をどう資産化するかを考える時です。
  1. 野村総合研究所「生成AI市場予測2024」
    https://www.nri.com/jp/media/journal/20240708.html
鈴木恵子

鈴木恵子のスピーチ

48歳・企画部・部長

JARI城里テストコースが「365日24時間、137%稼働」。この事実に、私は日本のものづくりの底力を感じました。谷田部からの移転、地域の理解、そして長年積み上げた信頼。そこには、技術を超えた文化の継承があります。 歴史を振り返れば、どの時代も“共通の基準”を持つことで産業は進化してきました。茶道の作法も、同じ所作を繰り返す中で美が磨かれる。JARIもまた、試験という儀式を通じて、日本の自動車文化を守っているのです。私たちの仕事も、日々の繰り返しの中に「未来を育てる儀式」がある。今日の一歩を、未来の基準づくりの一部として意識してみましょう。